【鉄則】起業するときにお金をかけてはいけない理由【経験談】
これから起業しようと考えている人「起業しようと思っているけど、お金がかかりそうだし、お金ないし…。 何で起業すればいいのか ? 失敗したらどうしよう、、、
起業の仕方がわからないし、そもそも起業に自分は向いているのか?起業できるのか?…。起業する前に何を勉強して何をすべきなのかな?
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 起業するときにお金をかけてはいけない理由
- 起業の仕方
- 起業する前にやるべきこと
- 起業するときにおすすめしないこと
- 起業おススメ職業5選
起業に向いてるのかをどうするか?
下記の経験をベースにお伝えします。
- 起業して、会社を経営23年間続けてきた経験
- 会社経営が上手くいく人、いかない人の特徴を身近で見てきた判断力
- 毎年、年間200~300冊ほどの 読書から学んできた 情報量
起業するときにお金をかけてはいけない理由

固定費は低いほうが良い
はっきり言います。最小限の費用で起業すべきです。
理由は簡単、その起業が上手くいくかどうかわからないからです。
見栄を張る経営は身を亡ぼす
起業するときにお金をかける人がいます。『高い賃料の オフィスを借りる』、店舗であれば、『高い賃料の場所に出店し内装を豪華にしてしまう』など、見栄えを気にして固定費を高くしたがる人がいます。
中には「会社を始めるから、気合を入れるためにポルシェを買いました!」とか、「経営者は見た目が大切だから、高いスーツ やバッグや時計 を買いました。」という人もいました。(僕も少し心当たりが…)
しかし、今では、皆いなくなってしまいました…。
固定費を上げることで、利益が出にくい体質になりますし、上手くいかなければ、早々に潰れるなんてことにもなりかねません。

http://www.shokokai.or.jp/pickup/yakudachi/shisaku/column1803.html
単純で当たり前のことなのですが、固定費を下げることで、総支出(固定費+変動費)も下がり、売上が低くても損失を回避し、利益体質にすることができるのです。
会社はつぶれるようにできている
そもそも、会社はつぶれるようにできていてます。国税庁の調査によると
- 起業一年でつぶれる会社 27%
- 5年後生き残る会社 14.8%
- 10年後生き残る会社 6.3%
- 20年後生き残る会社 0.4%
- 30年後生き残る会社 0.021%
1年で100社中27社がつぶれ、10年間続く会社は100社中6社しかないということになります。
人間が必ず死ぬように、会社も必ずつぶれるようにできています。
そんな条件下でも、長く継続させるためには、
- 常に速くお金が回転するキャッシュフロー体質を作ること
- 常に、売上と支出の差を大きくすることを考え、実現すること
売上を上げるのは大変ですが、固定費を上げないようにするには、気を付けて行動するだけでできます。
事業を長期で存続させるためにも、できるだけお金をかけずに行うことを意識すると良いと思います。
ここまでのまとめ
- 固定費は低いほうが良い
- 見栄を張る経営は身を亡ぼす
- 会社はつぶれるようにできている
起業の仕方

独立・開業するときに、個人事業で行うほうが良いのか?法人を設立した方がいいのか?を解説していきます。
個人事業主
個人事業とは、一人で仕事をしても、家族と一緒に事業を行っても、人を雇って行っても、法人にしない限り個人事業になります。
個人事業は登記不要で、税務署に開業届を提出するだけで起業できます。事業年度は1月~12月まで、3月15日までに確定申告を行います。
メリット
- 手軽に開業できる
- 開業時登記費用などが掛からない
- 開業日から2か月以内に『青色申告承認申請書』を提出すると 確定申告で最大65万円の所得控除が受けられる
デメリット
- 青色申告を行なっていても翌年以降3年間しか利益から差し引きできない
- 経費として計上できる部分が法人よりも少ない
- 法人格でないので、融資が受けにくい、取引してくれない会社もある
その他
メリットかデメリットかわからないのでこちらに。従業員が5人未満であれば社会保険は任意
法人設立
法人というと一般的には株式会社と合同会社になりますが、今回は株式会社の設立についてお伝えいたします。設立の流れとかかる費用です。
法人設立の流れ
- 1基本事項の決定
- 2定款の作成
- 3資本金の払い込み
- 4登記書類作成
- 5登記申請
- 登記後の行政などへの手続き
法人設立の費用
- 公証役場で行う「定款の認証」手数料の5万円
- 謄本手数料の2千円
- 定款に貼る収入印紙が4万円(電子定款の場合は不要)
- 登録免許税が15万円程度
202,000円~242,000円位の費用が必要になります。
メリット
- 経費に認められる範囲が広い
- 赤字の繰り越しが9年までできる
- 信用度が高いので、融資を受けやすい、取引の幅もひろがる
- 節税面のメリットが大きい
デメリット
- 法人設立に費用がかかる
- 赤字でも法人税の均等割がかかる
- 解散するときにも費用がかかる
その他
社長一人だけの会社でも社会保険に加入しなくてはならない。
ここまでの結論
年間の売り上げが、1000万円以下で小さく行うのなら個人事業、売上が上がってきて、さらに社員を増やしたり、拠点を増やすなどの事業を拡大させるのなら、税制面の優遇や、取引での信用、融資の面を考えると法人を設立して事業を行うのが良いと思います。
起業する前にやるべきこと

なぜ起業するのかを考える
起業の目的を考えることです。目的が決まっていなくても、一時的には売上を上げることはできます。しかし、目的などの土台がしっかりしていなければ、周りの環境や状況や気分などで、事業の方針が常に変わってしまう可能性があります。長期で安定して売り上げを上げ続けることは困難になるでしょう。
長期継続する会社は、事業の目的や理念、ビジョンなどが明確になっています。中には会社の看板を下ろす日、つまり解散の日の状況まで決まっている会社もあります。
事業計画書(経営計画書)を作成することをおすすめします。
- 会社の目的
- 理念
- ビジョン
が土台となり、その上に
- 目標
- 計画
- 日々の行動
などが、乗っかってくるイメージです。

https://achievement.co.jp/beginner/technology/
得意なことや好きなことで起業する
たまに、まったくの未経験で起業する人がいますが、失敗する確率が高まります。事業を長く続けるコツは、得意なことや好きなことを行うことです。儲かりそうだからといって、好きなことでも得意なことでもないことを始めないことです。『情熱がわかない』、『飽きてしまう』などの理由で長期で継続するのが困難になりやすいです。
一番になっておく
学生時代でも、会社員時代でも何かで『一番』になることです。一番になるために方法を学び考え、実行して達成したノウハウを手にすることができたり、一番になるために努力したことが起業してからも糧になるからです。
会社員時代からスキルを身に着けておく
ある程度のスキルを身につけて、それを起業で活かすことで、事業はうまくいきやすくなるからです。逆に言うと何のスキルも身に着けずに独立をするということは、うまくいかないリスクがたかいということになります。
ここまでのまとめ
- なぜ起業するのかを考える
- 得意なことや好きなことで起業する
- 一番になっておく
- 会社員時代からスキルを身に着けておく
起業するときにおすすめしないこと

店舗ビジネスはオワコン?
僕は美容室を6店舗経営していますが、今から店舗を増やす予定はありません。そもそも、市場や経済が縮小していく傾向にある中で、店舗を借りて行うビジネスは時代に合わないと思います。
- 店舗契約時に保証金や不動産手数料がかかる
- 設備費用や内装費がかかる
- 毎月賃料がかかる
- 毎月従業員に給与を支払う
高いイニシャルコストと毎月高いランニングコストがかかります。
これは、店舗ビジネスだけに限ってではありません。一部を除いて、設備投資が必要な業種・業態や、従業員を必要とする業種・業態は時代に合わなくなってきているのだと思います。

https://www.tdb.co.jp/trivia/index.html
帝国データバンクのでーたによると、2006年は創業・設立件数が約25000件に対して倒産件数は約9000件だったのが、2015年は創業・設立件数が約7000件に対して倒産件数は約9000件になってます。
創業・設立の件数よりも倒産の件数のほうが多くなっています。
店舗ビジネスはマーケットが小さい
店舗ビジネスに話を戻すと、そもそも商圏が小さいですよね。徒歩、自転車、区車で15分以内が商圏で数百人から数千人の人口の中でシェアを取り合う。売上規模が決まってしまいます。インターネットの中に店舗を出店すれば1億2千万人のなかでターゲットを絞り込みます。売上規模はかなり大きいのです。
店舗ビジネス は高い固定費がかかる
前述したように賃料もかかるし、従業員を雇えば人件費もかかります。
人は雇わないほうが良い
人件費がかかる
経費の中で、一番高いのが人件費です。自分一人で事業を行うのであれば当然かかりませんが、従業員を雇い入れると人件費率は、業種業態によりますが、売上の10%~70%くらいかかります。売上が好調な場合はいいのですが、売上が下がったときに人件費は負担になります。
生産性が下がる
従業員を雇うと、自分一人で事業を行っていた時よりも生産性は下がります。yマインドや、モチベーションは社長が100%だとすると従業員は10%くらいの開きはあります。もちろん理念やビジョンを共有して、高いマインドやモチベーションを持ってくれる従業員もいますが、それでも社長までとはいきません。
同じマインドで働いてくれない
少し乱暴ですが、従業員は会社に対し不平不満を言いますし、言わなくても心の中では思っています。(会社に対し、満足どが高く不満を持たない従業員も中にはいます)店舗が増えたり、従業員が増えて組織になると、人間関係の問題が起きたり、いじめやパワハラなどに発展する場合も出てきます。その問題を社長が解決しなくてはならないケースが多いのです。従業員の怒りの矛先が社長に向いたりすることもあります。社長は従業員に辞められるとこまるので、問題を先延ばしにしたり、そもそも、全ての人間関係が良好になるということはほとんど無いので社長は頭を悩ませることになります。やるべき業務に労力を注ぎたいのに従業員にエネルギーを吸い取られいます。
ここまでのまとめ
- 店舗ビジネスは時代に合わないかも?
- 人は雇わないほうが良い
起業するときにおススメする職業

せどり
これは、絶対におススメです。初期投資0円でできるし、在庫をそれほど持たずにできるし、すぐに結果が出るし、即金性があるからです。(ご安心ください。ライン@に誘導したり、高額塾やコンサルに誘導することはありません 笑)(テーマ変えたほうが良いな 笑)なぜなら、僕が2020年1月8日から初めて2月には、売上が200万越えをしたからです。
せどりとは、「安く仕入れた物を高く売る」価格差がある物を転売することです。種類は
- 店舗せどり
- 電脳せどり
- ブランドせどり
- 中国輸入せどり
などがあります。
店舗せどりとは、ブックオフやハードオフ、ヤマダ電機やドン・キホーテ、ホームセンターで仕入れて来てAmazonやメルカリ、ヤフオクなどで販売する方法です。
電脳せどりとは、ネットで仕入れてネットで販売する方法です。メルカリやヤフオクなどで仕入れて、Amazonなどで販売します。
ブランドせどりは、オークション会場で仕入れてメルカリやヤフオクなどで売る方法です。ネットでしいてネットで販売する方法もあります。
中国輸入せどりは、Ali Express(アリエクスプレス)で仕入れて、メルカリなどで売る方法や、Alibaba(アリババ)やTaobao(タオバオ)の商品を代行業者を通して子買い付け、メルカリなどで販売する方法です。関税や不良品に気を付ける必要があります。
しかし、個人的には長く続けるものではないかと思います。基本的には」「労働収入」だからです。つまり、自分が動かなければ売り上げが立たないからです。組織化や外注化すれば「事業収入」になるので、この方法で行っても利益が出る形を作れば長期継続は可能です。
ブログ・アフィリエイト
ブログやアフェリエイトは、すぐに収益が上がらないので、副業から始めることをおすすめします。会社の給与位の位の収入を得ることができたら、会社を辞めて個人事業として独立することができますね。
ブログやアフェリエイトは 、自分のブログにGoogleアドセンス広告を貼りつけて、読者がクリックをしたら広告収入を得る方法や、ブログで商品を紹介して、読者が購入したら商品代金の数パーセントが収入となるモデルです。メリットデメリットをお伝えします。
メリット
- 初期投資が数万円しかかからない
- ランニングコストもかからない
- ライティング能力がみにつく
- 調べながら書くので、知識が身につく
- 世の中の動きをとらえるスキルが身に付き、政治経済に詳しくなる
- 自分一人でできるので売上≒利益になる
- 月収数百万円~1000万円を稼ぐことも不可能ではない
- 一度収入が出始めると、放っておいても、それが長く続きやすい
デメリット
- 半年~1年は売り上げが立たない
- コツコツやることが苦手な人にはむかない
- 継続力が必要
- SEOやウエブマーケティングの知識が必要
- 売上がでても数万円レベルの場合もある
YouTube
YouTubeもおすすめなのですが、収益が出るまでに時間がかかるので、副業で始めるのか、他に収入を確保しながら始めるのが良いと思います。
僕も、2019年11月からチャレンジしてますが、収益化まで遠い感じです。(;'∀')(今日は2020年3月31日です)
どのように収益につながるのか?わからない方にお伝えいたします。続きは後で書く。
プログラミング
後で書く
エンジニア
後で書く
まとめ
後で書く