新型コロナウイルス感染予防に次亜鉛酸水は効果を発揮できるのか?【かなり効果的です】

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コロナウイルス感染予防のために家の中の消毒したいんだけど。最良の方法は何だろう。アルコール消毒が良いのか、それ以外は次亜塩素酸水がいいって聞くけど…。消毒の仕方は?どこを消毒すればいいの?消毒のデメリットは?消毒液自分でも作れるって聞いたけど、具体的にどのようにすればいいの?

このような疑問に答えます。

本記事の内容

  • 新型コロナウイルス感染予防に次亜鉛酸水は効果を発揮できるのか?
  • 消毒液、結局どれを選べば良いのか?
  • 次亜塩素酸水とは?
  • 次亜塩素酸水の選び方

新型コロナウイルス感染予防に次亜鉛酸水は効果を発揮できるのか?

経済産業省が「新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価を行います」というタイトルで、こんな記事を発表しています。

新型コロナウイルスの感染拡大に対応し、家庭や職場においてアルコール以外の消毒方法の選択肢を増やすため、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は、経済産業省の要請に応じ、文献調査等を行ってきました。本日、これまでの調査結果を踏まえて有識者による検討委員会を開催し、新型コロナウイルスに有効な可能性がある消毒方法として、以下が選定されました。
「界面活性剤(台所用洗剤等)」
「次亜塩素酸水(電気分解法で生成したもの)」
「第4級アンモニウム塩」
今後、これらの消毒方法について、NITEにおいて有効性の評価を実施します。検討委員会の意見を聞きながら、補正予算の審議の状況を踏まえて、文献調査、有識者へのヒアリング、ウイルスを用いた実証試験等を行います。

出典:経済産業省ホームページ
https://www.meti.go.jp/press/2020/04/20200415002/20200415002.html

新型コロナウイルスの消毒に有効な可能性がある消毒方法に

  • 台所用洗剤などの界面活性剤
  • 次亜塩素酸水(塩化ナトリウムや塩酸と水を電気分解した液体)
  • 第4級アンモニウム塩(逆性石鹸)

を勧めています。

消毒液、結局どれを選べばよいのか?

手や指の消毒は

 厚生労働省は、「手指」は、石鹸やアルコール消毒を推奨していますね。

4. 小まめにうがい・手洗いをする
ウイルスのついた手で目や鼻、口などを触ると粘膜・結膜を通して感染することがあります。家族はこまめに石鹸を用いた手洗いもしくはアルコール消毒をしましょう。

出典:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00009.html

家の中の消毒は

厚生労働省は、取っ手やドアノブは、次亜塩素酸ナトリウム(ミルトンやハイターなどを薄めたもの)を推奨しています。

6.取っ手、ドアノブなどの共用する部分を消毒する
タオルや食器、箸、スプーン等などを共用しないことも大事です。トイレやお風呂は、水拭きするか、家庭用の掃除用洗剤でもウイルス量を減らすことができます。洗濯や食後の食器洗いを別洗いしたりする必要はないです。タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄を行います。感染者のものを分けて洗う必要はありません。 ただし、洗浄前のものを共用しないでください。特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどで共用しないようお互いに確認したいものです。
感染者が別の部屋で生活していても、トイレ、洗面所、浴室などを共用すると思います。ウイルスは物についてもしばらく生存しているため、ドアの取っ手やノブ、ベッド柵ウイルスがついている可能性はあります。0.05%の次亜塩素酸ナトリウム(薄めた漂白剤)で拭いた後、水拭きするか、アルコールで拭きましょう。トイレや洗面所の清掃をこまめに行いましょう。清掃は、市販の家庭用洗剤を使用し、すすいだ後に、0.1%の次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用消毒剤を使用します。

出典:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00009.html

次亜塩素酸、次亜塩素酸ナトリウム、アルコールの特徴は下の図のとおりです。

出典:次亜塩素酸水購入比較ナビ
http://jiaensosan.com/more/difference

厚生労働省のデータによると、次亜塩素酸(HOCI)の殺菌力は、次亜塩素イオン(OCI‾)=「次亜塩素酸ナトリウムのこと」の80倍の殺菌力がある。しかし、次亜塩素酸濃度が低いので、髪の毛や手の皮脂などが入ると殺菌力が落ちる。だから水道などで洗いながら使うと良いと書いてあります。

出典:厚生労働省 次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの同類性
に関する資料
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/08/dl/s0819-8k.pdf

結論:記事やデータを見て総合的に判断すると

  • 手や指は、石鹸あるいはアルコール消毒が良い
  • 家の中の消毒、取っ手やドアノブは次亜塩素酸ナトリウムを使用するのが良いが、殺菌力効果や人体への影響を考慮した場合は「次亜塩素酸水」が良いと思われます

次亜塩素酸水とは?

              次亜塩素酸水
           Hypochlorous Acid Water

定 義 本品は,塩酸又は食塩水塩化ナトリウム水溶液を電解することにより得られる,次亜塩素酸を主成分とする水溶液である。本品には,・ 強酸性次亜塩素酸水(0.2%以下の塩化ナトリウム水溶液を有隔膜電解槽(隔膜で隔てられた陽極及び陰極により構成されたものをいう。)内で電解して,陽極側から得られる水溶液をいう。)
・ 弱酸性次亜塩素酸水(適切な濃度の塩化ナトリウム水溶液を有隔膜電解槽(隔膜で隔てられた陽極及び陰極により構成されたものをいう。)内で電解して、陽極側から得られる水溶液、または、陽極から得られる水溶液に陰極から得られる水溶液を加えてものをいう。)
・ 微酸性次亜塩素酸水(2~6%塩酸及び必要に応じ塩化ナトリウム水溶液を加え適切な濃度に調整した水溶液を無隔膜電解槽(隔膜で隔てられていない陽極及び陰極で構成されたものをいう。)内で電解して得られる水溶液をいう。)がある。
含 量
強酸性次亜塩素酸水 本品は,有効塩素 20~60mg/kg を含む。
弱酸性次亜塩素酸水 本品は,有効塩素 10~60mg/kg を含む。
微酸性次亜塩素酸水 本品は,有効塩素 10~80mg/kg を含む。
性 状 本品は,無色の液体で,においがないか又はわずかに塩素のにおいがある。

               出典:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002wy32-att/2r9852000002wybg.pdf

純度試験 ⑴ 液性
強酸性次亜塩素酸水 pH2.7 以下
弱酸性次亜塩素酸水 pH2.7~5.0
微酸性次亜塩素酸水 pH5.0~6.5

               出典:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002wy32-att/2r9852000002wybg.pdf

次亜塩素酸水は含量によって3種類に分けられます。

  • 強酸性次亜塩素酸水 有効塩素 20~60mg/kg を含む。         20~60ppm(0.002%~0.006%)pH2.7 以下    
  • 弱酸性次亜塩素酸水 有効塩素 10~60mg/kg を含む。        10~60ppm(0.001%~0.006%)pH2.7~5.0   
  • 微酸性次亜塩素酸水 有効塩素 10~80mg/kg を含む。       50~80ppm(0.005%~0.008%)pH5.0~6.5  

※(pHは0~14まであり、pH7が中性で、pH値が低いと酸性に傾き、pH値が高いとアルカリ性になります。)

食品安全委員会における食品健康影響評価結果
(p.11)
食品健康影響評価を求められた2種類の次亜塩素酸水は、使用後、最終食品の完成前に除去される場合、安全性に懸念がないと考えられる。

有効性等(p.6-10) 微酸性次亜塩素酸水:
各種殺菌剤との比較試験(各種微生物についての殺菌効果、食品に対しての殺菌効果)を行ったところ、次亜塩素酸ナトリウム等と同等以上の殺菌効果が得られた。
食品中での安定性として、ホウレンソウを微酸性次亜塩素酸水で処理し、使用中の有効塩素濃度の測定を行った結果、有効塩素は検出されず、残留性は低いことが示された。
食品中の栄養成分に及ぼす影響として、微酸性次亜塩素酸水処理によるビタミンC等の含量への影響を検討した結果、水道水処理等の場合と比較して影響を与えなかった。
弱酸性次亜塩素酸水:
微生物に対する殺菌効果及び食品に対する殺菌効果を検討すべく試験を行ったところ、殺菌効果があることが示された。
食品中の栄養成分に及ぼす影響として、強酸性/弱酸性次亜塩素酸水や水道水での処理によるカットキャベツからの滲出液量について評価したところ、弱酸性域では滲出量も押さえることができ、殺菌効果もあるためカット面を持つ食材の殺菌に適していると考えられた。

               出典:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002wy32-att/2r9852000002wybg.pdf

微酸性次亜塩素酸水と弱酸性次亜塩素酸水は野菜などの食品の殺菌効果があり、かつ、人体への悪影響はないと考えられます。

おうちの中の殺菌をするならば、強酸性次亜塩素酸水 有効塩素 20~60mg/kg を含む。pH2.7 以下を使用すると良いですね。

次亜塩素酸水の正しい知識を知ったうえで、どんな「次亜塩素酸水」を買えばいいのか…。次亜塩素酸水おすすめ5つの商品の記事をまとめました。

》【新型コロナウイルス対策】次亜塩素酸水おすすめ商品5選

次亜塩素酸水の選び方

次亜塩素酸水は液体と粉がある

次亜塩素酸水は液体と粉の2種類があります。消毒効果や消臭効果、人体などへの影響は液体も粉も次亜塩素酸水としての効果は同じです。

液体

液体は、当たり前ですが初めから容器に入っている次亜塩素酸水です。不安定な性質のモノで長期保存ができません。平均3か月、長いモノでも1年しか保存期間がありません。

液体の次亜塩素酸水には製造方法が2パターンあります。

  • 電気分解で作られているモノ
  • 炭酸を添加され生成されたモノ

電気分解で作られているモノは

  • 厚生労働省から食品添加物をして認められている
  • 成分は次亜塩素酸水のみ
  • 原材料は水と塩酸または塩化ナトリウムのみ

炭酸を添加され生成されたモノは

  • 厚生労働省からのお墨付きがない
  • 原材料に次亜塩素酸水ナトリウムや炭酸が含まれている

選ぶのに重要な要素

  • 濃度が明記してあるモノを選ぶ(PPM)
  • 製造年月日や保存期間が明記してあるモノを選ぶ
  • 遮光ボトルに入っているモノを選ぶ

液体のメリット

  • 直ぐに使える
  • 簡単に使える

液体のデメリット

  • 不純物が混じると殺菌力が低下する
  • 長期保存ができない

その他

次亜塩素酸水は「医薬品」や「医薬部外品」でなく「日用雑貨」の扱いになります。ですから、「人体への使用は推奨されません」と記載されているモノを選ぶと良いです。逆に人体への効果や治療効果、予防効果などを謳っているメーカーは薬事法違反に抵触している可能性があるので注意が必要です。

弱酸性次亜塩素酸水生成剤という粉で、水に溶かして使用するモノです

粉のメリット

  • 長期保管ができる

粉のデメリット

  • 水の量や粉の量を確認して計り、濃度を調整しなくてはならない
  • 別で遮光ボトルを用意しなくてはならない

まとめ

次亜塩素酸水を選ぶにあたり、保存用として次亜塩素酸「粉の弱酸性次亜塩素酸生成剤」を用意しておき、直ぐに使うために「液体の次亜塩素酸水」を用意するのがよさそうですね。

液体の次亜塩素酸水を選ぶポイントは

  • 電気分解で作られているモノを選ぶ
  • 原材料は水と塩酸または塩化ナトリウムだけで作られているモノを選ぶ
  • 濃度が明記してあるモノを選ぶ(PPM)
  • 製造年月日や保存期間が明記してあるモノを選ぶ
  • 遮光ボトルに入っているモノを選ぶ

ですね。

上記の条件をクリアしているおすすめの次亜塩素酸水です。

赤ちゃんやペットにも安全 水除菌ジーアの次亜塩素酸水

除菌水ジーア公式サイト

飲めるほど安全な次世代の除菌消臭水 iposh(アイポッシュ)

おまけ

  • 次亜塩素酸水の作り方
  • 次亜塩素酸水の使い方
  • 次亜塩素酸水は加湿器に入れて使用しても大丈夫なの?
  • 次亜塩素酸水の濃度はどのくらいが良いの?
  • 次亜塩素酸水でうがいはできるの?
  • 次亜塩素酸水、マツキヨやAmazonで売っているの?

に答えます。

次亜塩素酸水の作り方

自宅で次亜塩素酸水を作ることができます。作り方は2つあります。
前述でも記しましたが、自宅での作り方も同じ原理です。

  • 次亜塩素酸水生成器を使って作る方法(水と塩を電気分解して作る)
  • 次亜塩素酸水ナトリウムに炭酸水を混ぜ中和する方法

次亜塩素酸水生成器を使って作る方法

Amazonや楽天などのネット通販で数千円~数万円と、お手頃価格で購入することができます。3段階の濃度調節ができるものあるので、自宅で目的に合った次亜塩素酸水が手軽に作れます。

  • 原液が400ppmの場合、4倍に薄めて使います。200mlの次亜塩素酸水を作るには。原液を50ml、水を150mlの割合にします
  • 原液が200ppmの場合、2倍に薄めて使います。200mlの次亜塩素酸水を作るには。原液を100ml、水を100mlの割合にします
  • 原液が100ppmの場合は薄めずにそのまま使用できます。(50ppmにする場合は2倍に薄めます)

次亜塩素酸水ナトリウムに炭酸水を混ぜ中和する方法

これは全くおススメできません。科学的専門知識を持っているいない人が作るのが難しいと思われるからです。

次亜塩素酸水の使い方

スプレータイプが便利です。直接ふきかけましょう。下記が次亜塩素酸水の目安の濃度です。

  • 手や指(濃度50~100ppm)
  • 人体やペット(濃度50ppm)
  • 空間除菌(濃度50ppm以下)
  • リビングのじゅうたんやカーテンやソファなど(濃度100ppm)
  • 枕やシーツ(濃度100ppm)
  • キッチン用品(濃度50ppm)
  • 下駄箱や靴(濃度100ppm)
  • トイレ(濃度50~100ppm)
  • お風呂のカビ対策(濃度200ppm以上)

次亜塩素酸水は加湿器に入れて使用しても大丈夫なの?

基本的には大丈夫です。前述にもあるように厚生労働省が「食品添加物」と認めているものなので加湿器に入れて人体に悪影響を及ぼすことはありません。(次亜塩素ナトリウムは人体に影響を及ぼす可能性はあります)濃度を50ppm程度に薄めて噴霧すると良いでしょう。それによりお部屋の空気や、ソファー・カーテン、床などが除菌されます。

しかし、消毒効果を最大にするのであれば直接スプレーなどする方が間違いなく良いです。

また、注意点としては、次亜塩素酸水が加湿器に入れても大丈夫な商品なのか。あるいは、加湿器が次亜塩素酸水に対応しているのかなどを確認してから行うことをおススメします。

次亜塩素酸水の濃度はどのくらいが良いの?

これは前述のとおりですね。

次亜塩素酸水でうがいはできるの?

歯医者さんでは、次亜塩素酸水は「うがい「」として使われています。

厚生労働省が定める次亜塩素酸水とは、「塩化ナトリウム水溶液」や「塩酸」を電気分解する事により作られる「次亜塩素酸」水溶液の事を示します。

また、「食品添加物」と認められているモノなので人体に悪影響を及ぼすものではありません。

次亜塩素酸水濃度を50ppm以下にしてうがいをするとよいでしょう。

次亜塩素酸水、マツキヨやAmazonで売っているの?

もちろん売っています。前述したように、しっかり知識をつけてベストな次亜塩素酸水を購入、正しい消毒をしましょう。

記事は以上です。